【海外ドラマ】弁護士が活躍する作品4選
アメリカといえば訴訟社会ですよね。
そんな日常に起こる訴訟をテーマにした法廷ドラマはとっても面白いですし、弁護士も個性豊かなキャラクターが大勢います。
そんな弁護士の法廷での活躍や、人間味あふれる部分など、すごい弁護士にフォーカスしてまとめました。
SUIT （ハーヴィー＆マイク）
【あらすじ】
勝つためなら手段を選ばない敏腕弁護士ハーヴィーの元に、ロースクールを出ておらず弁護士資格はないのに、六法全書を1回読むだけで丸暗記したり、驚異の記憶力を持つ才能を見抜きマイクを雇うことにします。
性格も、環境も全く異なる二人が、衝突しながらもお互いに成長していく1話完結のストーリーです。
ハーヴィーのすごい所
いつでも冷静沈着/常に3歩先を読んでいるので訴訟では負けなし。
弁護士にとって何よりも大切な勝訴。だまされたふりをして最後には必ず相手を打ち負かし勝訴にもっていきます。
勝訴の為なら味方も欺き、承認を脅すなどお構いなし。そんな狡猾な姿に悪い男性に惹かれてしまう女性ファンも少なくありません。
マイクのすごい所
とにかく記憶力が良いのと第六感がするどいので、薬物の運び屋にさせられた時に、ホテルマンの言動が自分の記憶と一致しないのでおとり捜査と気づくなど、トラブルに巻き込まれる前に危機回避ができます。
素人が故の素直な意見や、斬新な考えでハーヴィーが行き詰っているときに助け船になります。
そして2人はお互いにないものを持っているので、補い合い最高のコンビで難題を解決していきます。
私はラブリーガル（ジェーン）
【あらすじ】
主人公デビーは誰もが羨む美貌の持ち主でモデルをしていましたが、不慮の事故で命を落とします。
デビーの魂が同時期に亡くなった優秀な頭脳を持っている天才弁護士ジェーンに宿ります。
最初は見た目が真逆の太った冴えないジェーンになって困惑しますが、頭脳はジェーンのままで、心はデビーというハイブリット人間になり自己流で次々に訴訟に勝っていきます。恋愛、友情、法廷だけでないストーリーの内容すべてが面白いのでおすすめです。
デビーのすごい所
見た目が別人なのに、デビーの人間味あふれる内面が出て、皆に愛される
元々のジェーンは内向的で自分の外見にコンプレックスを持って内向的でした。
デビーと魂が入れ替わり、外見は全くの別人になったのに、親友のステイシーに魂が入れ替わった話を信じてもらえ同棲までします。
自分の母親にも実の娘だとは言えないけれど、弁護士として頼られたり、ジェーンの同僚の弁護士でデビーの婚約者グレイソンにもどんどん好意を抱かれます。内に出る優しさが伝わるのでしょう。
「相手を受け入れるにはまず自分を受け入れること」。ジェーンの名言です。
事件のアプローチが奇想天外で面白い
裁判の尋問でジェーンは長時間労働を強いられて亡くなった被害者の息子さんの話を聞き泣いてしまったり、親友をその会社に送り事件について調査させたり、
自分（ジェーンの体）に合うサイズがないので洋服ブランドを訴え、半数以上を占める肥満女性のサイズがないのは大多数の女性を愚弄していると熱弁し勝訴に持ち込みます。
the good wife（アリシア）
【あらすじ】
シカゴの大手法律事務所で働く女性弁護士の話です。元州検事の夫がセックステープが世間に公表され、そのスキャンダルで失落し、13年ぶりに弁護士として復帰するという場面からスタートします。
1話完結型なのですが、男女差別や、宗教問題や、陪審員制度について等の社会問題も扱っており勉強になります。
アリシアのすごい所
十数年も夫と子供の為だけに家事に専念していたが夫の裏切りにより生活が一変し、弁護士復帰。
周囲からは好奇な目にさらされ、偏見もある中で、被害者の気持ちに寄り添い正義を貫きます。
あなたが声を上げないと真実は一生暗闇のままよ。アリシアが被害者に勇気を振り立たせるために言ったセリフです。
また、13年のブランクを感じさせないほど千里眼がすぐれています。
2つのビデオカメラの録画テープを見比べて、同じ時間にビニールが風で飛ぶのはおかしいと気づき、ビデオテープのコピーを見破ったり、
証拠の文書の左上にホチキスの止めた跡があるのに2枚目が提出されていないのがおかしいなど些細な手がかりも見逃しません。
弁護士 ビリーマクブライド（ビリー）
【あらすじ】
巨大弁護士事務所を創設したエリート弁護士だったが一緒に創設した初期メンバー仲たがいし、離婚し酒におぼれた生活をしていました。
シーズン１ではレイチェルという依頼人より弟の自殺に疑問を持っていて再度調べてほしいと要請され物語は始まります。
ビリーのすごい所
・人間性は疑わしいが、あらゆる方法を駆使して真実を暴く。
依頼人と肉体関係になったり、証人を脅したり、相手の弁護士や裁判官に暴言を吐いたり人間性に難ありだが、関係のなさそうな事でも徹底的に調べ上げ、依頼人にただ真実だけを伝えるために奮闘する姿がすごい所です。
何度も妨害にあい、車に魚の内臓をぶちまけられても、裁判当日に警察に捕まっても、体も心もぼろぼろになっても、周りに止られてもあきらめません。1人で戦うおじさん弁護士の姿に心が打たれます。
＊
今回は海外ドラマに出てくる弁護士を中心に紹介しました。弁護士と言っても全然違うタイプの人間が、異なるアプローチ方法で事件に取り組みます。
ただ1つ共通しているのは真実を究明するために戦っている姿ですね。
1話完結のものが多いのでまずはシーズン1からご覧になってみてはいかがでしょうか？
